猫のポーズ マールジャーラ・アーサナ
このポーズは背骨、肩胛骨を柔軟に動かすのに適しています。安定した呼吸のリズムを作るのに役立ちます。
◆ヨガポーズの方法
床に垂直になるように、両腕と両膝を床について四つんばいになります。
両腕と両膝を肩幅程度に開いて、目線は床に向けます。
息を吐きながら、両腕と両膝の位置は動かさずに、天井へ突き出す感覚で背中を丸めます。
次にお腹をへこませて、頭を両腕の間に沈めたら約30秒ほど自然呼吸をしながらキープします。
息を吸いながら、背中を反らせて顔を上に上げ胸を張ります。
そのポーズのまま再度、約30秒ほど自然呼吸をしながらキープ。
5回前後繰り返し、息を吐きながらゆっくりポーズを解きます。
◆ヨガポーズの効果・効能
ウエストの引き締め
ヒップを引き締める
内臓機能の調整/促進
冷え性改善/血行促進
集中力アップ
◆ヨガポーズのポイント
体の構造上、背中を上に向けて丸めるのは、見た目より実際は難しいものです。
脊椎に意識を向けて集中力を持って取り組んでみましょう。
このポーズでよく陥りがちな問題点
手と足の位置が開いてしまう
ポーズをきれいにとろうとするあまり、手足が地面に対して広がっていませんか。
最初に手足を地面に対して垂直についたら、4つんばいの手と、足の位置をなるべく変えずに、背骨だけを意識し、動かしましょう。
おへそを覗き込んだ時は、吐いて、天井を見た時は、吸って、このように呼吸と動作をひとつにあわせることを意識して行ないましょう。
◆ヨガポーズのコラム
猫のポーズは当サイトのヨガポーズ集をみてもお分かりのとおり、猫の動きを真似して、背骨の柔軟性をつけ、全身の血行をよくしていくものです。
やり始めると得意、不得意があって難しいかもしれませんが、いかに背骨を使うことを忘れているか気付ける本当に面白いポーズなんですよ♪
『猫背』という言葉がありますが、一般的に、人間の猫背というと、自律神経の流れを悪くして、
ストレスの原因ともいわれていたり、
どちらかというと悪いイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
が!!、『猫世界の猫背』は、そう悪いものでもないのです。
猫は、一瞬で高いところに飛び上がり獲物を捕まえたり、本当に動きが身軽ですよね♪
猫背は、そういったところに活躍していて、
飛び上がるときの準備、着地したときの背骨にかかる負担をやわらげてくれているのです。
猫にとって猫背は、生きるためになくてはならないものなのです。
背骨はとくに、エネルギーラインとも呼ばれるくらい、
私たちにとって毎日の生活をいきいきと過ごす為の大切な部分。
普段、背中を見ることはできませんが、 だからこそ、意識することが大切です。
私たち人間は、嬉しいことに『意識する』ということが出来ます。
ヨガは自分自身と素直に向き合い、アーサナの動きは意識するきっかけをつくってくれます。
体の大黒柱でもある背骨を柔軟に使うように、自分にも、人にも常に、柔軟に接したいと思います。
今、このサイトを読んでいるあなたの背骨は、丸くなっていますか?それとも意識が向いていますか?(笑)
◆ヨガポーズ動画の紹介
美しいカラダとココロのためのホットヨガ入門~
RC Yoga School
書籍「美しいカラダとココロのためのホットヨガ入門」付録動画
症状別レッスン 骨盤のゆがみ
ヨガポーズ 艫井&須山
yogaasanamovie
ヨガスタジオ・ヨガ教室・ポーズ検索はYogaStation(ヨガステーション)
http://www.yoga-station.com/
Cat Pose - Bidalasana
フィットネスの勧め
※参考サイト
ヨガ教室ノア【NOA】|肩こり・むくみ・肌荒れ・腰痛・冷え性・ダイエット・ストレス・頭痛などの解消に効果
http://www.noa-yoga.com/pose/19041.php
ネコのポーズのやり方や効果効能
http://www.yoga-navi.com/yogapose/yogapose-neko2.html
ヨガスタジオ・ヨガ教室・ポーズ検索はYogaStation(ヨガステーション)
http://www.yoga-station.com/yogapose/130819_cat